水没車(MT-03)の修理の仕方! 2019.10.20~26 
 2019.11.9 追記、荒削りだけど、一通り記載してみた、、
 <結論!!>
 MT-03が水没したら、オイルパンを開けないと直らない!

なぜなら、ドレンボルトよりも下にオイル貯(オイルストレーナーの池)があるのだ!
そこに、水や不純物が貯っているのだ、、
いくら、オイルフィルターを外してオイルを抜いてもだめ!
諦めて、オイルパンを開けて、抜けないオイルも排出しょう!
これで、再びフラッシングしたら、きれいになった。
その後、新しいヤマハ性のオイルと、デイトナのフィルターを組み込んだ.

もうオイルは濁らない、、、、、

※ちなみに、水没の後、エンジンをスタートさせてエンストしたら、もうかなりの重症になる。 絶対にセルを回してエンジンをかけてはだめ!
必ず、エアークリーナの中を点検して、水が侵入していないか確認してからにすること。
エンジンまわりのレイアウトにより、エアークリーナBOX内に水が親友した形跡がなくてもシリンダー内に水が入る場合も、あると思う。
なので、完全ではないが、、、
もし、エンジンをかけて重症になったら、費用対効果で、廃車にしたほうがよい場合がある。
 

 駐車中に、水没した。
ライダーは、都内の避難していた。
その為、バイクを移動することができなかった。

  水没車の最初の点検は、どこまで水位が上がったのか?
エアクリーナーBOXのダクトまで、水位が上がったのかは重要!
ただ、エアクリーナーBOX近くまで水位がきたなら、中まで浸水したとみるべきである。

その時は、絶対にエンジンをかけてはいけない!
かけようとすると、もっと重症になり、場合により復活できなくなるおそれがある。

そうウォーターハンマー状態に!!
昔、乗っていたBNR32(R32GTR)でエアクリーナーBOXの手前に防水性が低く、
水たまりにつつこむと、エンジンに水が入りウォーターハンマーになるときき、
詳しく調べたことがあった。

 
以後書きかけ中!

MT-03エアクリーナーフィルター交換は、やめ再利用

MT-03エンジンオイル交換



水没バイクの修理代


ガソリンタンクの取り外し取り外した後にプラグ下ニコ取り外す

バイク牽引の方法

バイク牽引時の制限スピードは
 

 まず最初にエアクリーナーBOX内の点検だ!
左サイドのカバーを取り外し、エアーフィルターを外してみる!
BOXカバーを外した瞬間、水が出てきた、、、!
あ! あかん!
やっぱり、侵入している!
BOX内は、水で濡れている。
もちろん、フィルターも水浸し、、。

手をなんとか、BOX内の底面に入れてみたら、、、
なんと、水が溜まっている、、、
完全にアウト!!
 で、BOXの下部にあるドレンカバーを取り外す。
これを留めている、ピン(08.インテクのNo34)が奥まったところにある、、。

なんとか緩めて、ドレンカバー(08.インテクのNo33)を取り外す。
なんと、コップ半分ぐらいの水が出てきた、、、

しばらく、時間をおいてからきれいなウェスで水気を拭き取った。


次に、MT-03プラグの取り外し 
もう間違いなく、エンジン内に水が侵入しているので、
まずは、プラクを外してクランキングして、水気をプラグ口から排出する。

プラグを外すには、燃料タンクもずらさないと、プラグレンチが入らない。
ここまでやるには、手間がかかるのだが、やるしか無い。

燃料タンクは、プラカバーの下にあるので、ちと面倒である。
外す手順もあるようなので、ググって調べてみた。
色々出てくるので、熟読の上すすめるのがよい。

タンクカバーの下にある左右のパーツは取り外し時に、気をつけないと
パーツの爪を折ってしまう。
※24.フユエルタンク2の10と20のパーツ

 プラグを外して、セルでクランキング!
プシューって一瞬水蒸気みたいなのがでた!

よし、これでオッケー
プラグを清掃してまた全て、元通りに戻す。
で、エンジンスタートしてみる。
セルSWを押してもすぐにはかからない、、、
最初は、3秒程度、、
2回目、プスプスいう、バッテリが上がってしまうと面倒なので、また3秒ぐらいだけまわす。
3回目、10秒以上あけてから、再度セルを回す。
プスプスプスと連続していいはじめたから、アクセルもあわせてあおってみた。
そしたら、ブブブって音とともに、、、エンジンかかった
同時に、マフラーから泥水が噴出!!
びっくり、そりゃそうだ、水ボッしていたんだものね!
バッテリーが元気だったから、良かったものの、
マフラーを外して水抜きをしてけばよかったかな?
と思った。

でも、本格的な修理はここから先だったのだ!
 3分程度、エンジンを温めてから、ストップ!

オイルの状態を見ようと、オイルレベル窓を見てみると、
うあーっ!
オイルの色が、、、、
見たこと無い!!
ミルク色!

こりゃ、やばすぎる、、、、


 で、毎回、オイルフィルターも外して中のオイルも出して、
フラッシングオイルで、何回も、行うことになる、、、。

し、しかし、、
段々と、白さは薄くなって茶色、そして薄茶色になっていくのだが、
濁っているそうまったく透明感がない、、、
だれがみても、このオイルの色はやばいと思うはず。

これでは日常で使えない、、、
まともになるまで、フィラッシングを続ける、、事に、、、

 で、5回目で、これではだめと思い

根本的方法を考える

、、、、、、、、、、

や、やはり、

 
5回、オイルフィルターのオイルも、排出してフラッシングしたのにこのザマ!

  何回やってもキリがない感じだ!

水は油よりも重いので、下側に溜まる。
エンジンを回して拡散すると、水とオイルが混ざって、乳白色になる。
が、しかし残っているのは、泥の粒子の感じもあるが、、、。

泥水がオイルパンに沈殿しているのではないかと思ってきた。

  オイルストレーナーで、組み上げて、
エンジンの各部位にオイルを供給しているのだが、
早い話、オイルパンを開けて清掃するのが一番早いかも?

※後でそれが、大正解なことがわかる、、、。
 
で、事前に用意したもの、オイルパンのガスケットですね!

 マフラー外して、オイルパンを開けました!

  MT-03のオイルパンを開ける

MT-03のストレーナーカバーを開ける
 
 

右ステップを外さないと、マフラーの本体のネジにアクセスできない。
2本のネジで、ステップは外れる。

 
地面から、オイルパンをみてみる、、。

この後、対角線状にネジを緩めていく、、。
画像の左側あたりのネジに、ステーが付いていて、ネジを緩めにくい、、。

 
念の為、外したネジは、この様にダンボールに穴を開け管理する。
ま、どのネジも長さが同じだったので、特に問題はない。
どこかのネジが、一つでも長さが違うとこうして管理しないと、後で苦労する。

 
外したオイルパンと、ストレーナー
なんだか頼りない、樹脂製のストレーナーダクト、、、
画像は、きれいに清掃後。

真ん中に、凹みがありそこのオイルは、ドレンから抜けない、、、
要は、完全にオイルが抜けきらない構造になっているのだ!
バイクの後部を持ち上げて斜めにしても良いかもしれないが、
完全には抜けきらないだろう。
やはりオイルパンを開けるのがいいと思う。

この後、オイルポンプ内にもまだオイルが残っていると思うので、
かるく
セルを回してクランキング!
マフラーを外しているので、爆音がする、、
ので、一瞬でエンジンストップする。
どちらにせよ、オイルを抜いている訳だから数秒で停止させないといけない。
また、オイルストレーナーを組み込む時は、きっちりやること!
走行中に外れたら、エンジン内にオイルが回らず、焼き付いてしまう。

先にゴム製?のアタッチメントを付けてから、ストレーナーを差し込む!
なんて名前のパーツだっけ?
07.オイルポンプのページの10がそれである。
また、アプリかPCで検索すればわかるのだが、、、
(便利になった! パーツリストのアプリができたのと、PCからでも検索できるのは!)
バイクを整備する時は、このパーツリストの図面がかなり参考になる。
分解整備する前に、よく見て、必要なパーツを事前注文しておこう。

今回、まだ走行距離が浅い車両なので、オイルパンのガスケットは切れたりボロボロになっていなかったので、新品は使わず再利用した。
もし漏れても、手順は分かったのでなんてことはない。

 
で、オイルが抜けきってから、
1,今までのオイルフィルターのオイルを抜いて取付。
2,ドレンボルトを閉め
3,オイルパンを閉じ
4,マフラーを取付
5,右ステップを取付
以上をしてから、

再度、念の為フラッシングオイルをぶち込み、フラッシング!

うーむ、今回は、オイルは白くならない、、、
やはり、オイルパンだまりのオイルが原因だったんだ、、、
で、再度排出し、
今度は、新品のオイルフィルターを取付。
ヤマハの100%化学合成オイルをぶちこんだ!

 ここで、手間取ったのは、マフラーの取付けネジの長さが違って
、間違ったところだと付けられない、、、
人間の記憶はあてにならない、、、
絶対このネジだと思っていても、、、
ま、結局色々試して、正しく付けられたのだが、
09.エキゾーストの23と25は長さが違うので注意!
 
うーむ、オイルゲージから見えるオイルは、すごくきれい。
これにて、修理完了!
完全に近いのでは、??
 本当は、乾かして再利用した、
エアークリナーフィルターも新品交換するのがオススメだと思う!
 よし、これで水没車の修理も怖くないぞ!!

バイク屋に頼むのもいいが、
自分でやればコストは最低限、
メカにも詳しくなる、

それともう一つ利点があった。
部品を外すたびに、
手が入らない部分のドロ清掃ができた事である。

バイク屋だと完全清掃まではやってくれないと思う、、、

それと、数日間水に使っていただろうから、
マフラーの色も変色気味だったので、
耐熱つや消しブラックでスプレーも、合わせて行っていた。

このへんは、割愛してますけどね、、、、
 ま、丁寧にやったので、時間はかかったけど満足のいく修理であった!
 ちと、あれなのは、
どこまでやったら、完全に直るかわからないのが、
ゆいつの不安要素でしたね!

だから、バイク屋では、
いくらかかるかわからないという見積もりになってしまう。
まあ、しょうがないね!