未経験者は不可!
原付き等のディスクブレーキのフルード交換等で経験をつんでからにしてください。
少しでも自身が無い場合は、やってはいけません。できれば、自動二輪に前後デイスクキャリパーの分解整備ができる方以外は、自動車のブレーキに触ってはいけません。
バイクや自動車の整備歴40年以上ありますが、ブレーキ技術は一番最後に身に着けました。やる場合は、それだけ慎重におこなってください。
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ちなみに、できるだけ費用をかけないで交換する方法である。
また、相棒の2名で作業する必要がある。
ブレーキペダルを踏んでくれる人が必要である。
奥さん、彼女、友人等をご用意ください。
1~2時間はかかります。
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4輪車用、1L缶
モビリオは、X配管(サービスマニュアルより)のため、マスターバックから一番遠いブレーキから作業する。
左後ろ、次にX配管だから右前!
そして、右後ろ、左前の順番になる。
フルードを押し出すのに、一番長いラインが時間がかかる。
時間の長い順は、左後ろ、右後ろ、左前、右前である。
(サービスマニュアルの「アンチロックブレーキシステム図より分析) |
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ブレーキフルードのバルブを緩めるスパナ!
前と後ろでサイズが違う!
前10ミリ、後ろ8ミリ
ちなみに雨天時や湿度が高いと思われる時には交換はしない方がいい。
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1,マスターバックの蓋とフィルターを外して、タンク内のフルードをスポイトで抜き取る。
ここでは、抜けるところまで徹底的に抜く!
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2,タンク内抜き取ったら、なんとなくタンク内が汚れている。
綿棒でそのらの汚れを取る。
まあ取らなくてもいいだろうけど、ブレーキなんで徹底的に慎重に行う。
他のちりやホコリが入らない様にやる! |
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左後ろのホィールを外してみた。
なんと、左後ろのダンパーからオイルが吹き出していた、、
こりゃダンパーとしても機能しないな、、、
まあ、飛ばしたりしないから、あまりわからなかったな。これの対策は後日。
とりあえず、オイルを綺麗に拭きとろう。
リアドラムの裏側にブレーキニップルがあるので手前からは見えない。
上から覗き込む様に見るとある。
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ちなみに、ジャックアップが必要なので、車載のパンタグラフジャッキだときついです。
油圧のガレージジャッキは用意しましょう!
自分だったらパンタグラフジャッキだとしんどいのでやる気がでません。
もちろん、必ず馬は噛ませましょう!
自分の命は守んなきゃ!
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抜いたあとは、じょうごを用意して、新しいブレーキフルードをタンクギリギリまで注ぎます。
ブレーキフルードは、車の塗装面につくとよくありません。
ここから、新しいブレーキフルードを補充しながら各車輪へのブレーキホースの中に押し込んでいきます。 |

わかりやすいので、左前にキャリパー画像です。 |
ニップルのゴムカバーを外して、
スパナをセットします。
そしてビニールパイプをさして、パイプバンドで外れにくくします。
過去、簡単なクリップでやってたらよく外れました。
この方がいいですね!
古いフルードを受けるのは、のんだ後のペットボトルで十分でしょう!
これは500mLサイズですが、1箇所ごと処理するので十分なサイズです。
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左の前の画像をズームしてみました。 |
ニップルの左に回すと緩んで、フルードが排出されます。
相棒の方に、ブレーキペダルを踏み込んでもらいます。
エンジンはOFFです。
ブレーキふんでって掛け声をかけて、踏んでもらいます、。ふんだよって聞いたら、ニップルを緩めるとビニールホースの中を黄色い古いフルードが出てきます。ある程度でたらすぐ右に締めます。で、ペダルを戻して(上げて)って声をかけます。 |

これは、右前の画像です。 |
そして再び、踏んで!って声尾をかけます。
ふんだよッて聞いたら、ニップルを左に緩めるとまた、古いフルードが排出されます。
3~4回程度で、マスターバックのタンクのフルードが減るので、新しいフルード補充します。
4箇所、その繰り返しです。
古いフルードは、黄色系から黄土色に変色しているので、ビニールパイプを通っているうちに無色透明になります。そうしたら新しいフルードが出たことになり、完了です。
きっちりニップルを締めて、ゴムキャップを付けて完了です。
締める力は、その工具である程度堅いという感じで大丈夫なはずです。 |