・フロントブレーキキャリパーのオーバーホール 
 もうすぐ、8万キロになろうとしている。
先日、タイヤのローテーション時に、ハブベアリングのcheckの為、がたつきと回転checkを行った。
若干、引きずりが発生していたので、そろそろ交換時期である。

新品に交換すると、ハブを回転させる時は、ディスクパッドがディスクに接触していても、すぐに離れるのだ。
下記のパーツが劣化しはじめ、柔軟性が落ち始めると動きが悪くなる。

もっとも、ブレーキング時には、摩擦熱で高温になる厳しい環境下で働いているパーツである。
定期的に交換する意味はある。
また、カーマニアにおいても、一番最後の砦である、ブレーキパーツの分解整備である。
自信がないユーザーは絶対やってはいけない! (保証もしません。あたりまえですが、、)

初めての場合は、セカンドカーや、バイクで試してから、、、
勿論、事前に知識は仕入れておかなきゃならないけど、、、

 もし、途中で組み込めなくなったら、、、、
想像しただけで、、、、、

ディラーにお願いすることとなると思うけど、
自走できない訳だから、整備士さんに来てもらわなければならない、、

まず、来てもらえるか交渉から始まり、、、うぁ~めんどくさい!
出張費も加算されるし、整備工場でやってもらった方が早いし安上がりになってしまう。

そんな訳だから、自分でやれば安くなるだけで、やってはいけない。
構造理解や、分解整備方法がわかってそういった満足も得られる方、
どんなに苦労」しても最後までやり遂げる気持ちがないとダメだな。

最悪、数日かけてやるのもありだろう。
その車を使わなくても他の手段がある事、自宅にガレージがあり途中放置で保存できる事などがあげられる。

あと、屋外ガレージの場合は、天気の良い日にやろう!
超寒かったり、暑かったりするとそれだけで、つらいから!


 部品入手
以下の画像は、1箇所分の消耗パーツである。
1台、前輪左右だと×2set必要である。
   付属のグリス

■オレンジ:ニグループ
  ピン
■赤:キャリパーのダストカバー コスモラバーグリス
  ダストカバーのグリス充填
■透明:KS-62M Shin-Etsu chemical
 オイルシールに塗る。

 その他必要な物!

ビニールチューブ
ブレーキフルード
大きめのスポイト(これは、キャリパーピストンを押す戻した時に、、、
ワンウェイバルブ(結局、あまり活躍できなかったというか、効果がわかりにくかった、、、確実ではないな、、。)

工具
ジャッキ(ガレージ油圧ジャッキが楽)
メガネスパナ
ホィール外し
ビニールチューブ
安い熱帯魚用チューブもあるが、ここは重要保安部品であるブレーキであるからして、そこそこの物を使いたい。
という事で、バイク用のチューブを購入。
サイズがわからなくて、安いので2種類購入!
試したら右側のがぴったり!
左側のは小さくてダメ!
オイル・ブリーザーホース
 内径:6mm 外形:9mm
 クリップ5個 付属
 でも安い! 300円なり!
 
 

 とりあえず、時間がなくて、左の前輪だけ実施! 2014.11.24
 結果、かなり良いフィーリングになった。 左の前輪だけなのに、、、、
ブレーキペダルを踏むタッチがしっかりしたし、効きも良い。
時間ができれば、右側もやりたいにだが、もう一人作業者が必要だからじぶんだけではできない。
1名でやれるツールもある様だが、ここは重要保安部品という事もあり、きっちりやりたい。
危険だしね!

ひさしぶりに、キャリパーのOHなんで、手間取った、、、
車種により若干、やり方が違う感じがした、、、。

モビリオ君は、若干やりにくかった、、、いやなれていないだけ、、、、、

各種ブーツえお組み込むときに苦労した。
必ずやり方があるのだ、その十番を守らないと組み込めない! モビリオの場合は、、、

 
 キャリパーにピストンを入れるときに、どの様な順番で組み込むのが正解なのかを探すのに
時間がかかった。

先に、ブーツをキャリパーにセットしてからピストンを入れるのが正しい感じである。
というか、そうしないと入らない感じ、、、。
なんだか何回もトライしていると、シールグリスと、ブーツグリスが混ざってしまった感じはある、、、。
0、キャリパーのエア抜きスクリュをゆるめておく。 
1,ブーツをキャリパーにセット
2,おいストンのおしりを、ブーツに入れる。 
   これが、グリスのおかげでヌルヌルベトベトで、やりやすいのかやりにくいのか、、
   工具を使って、ブーツが破けては意味がないので、素手でやる。
   両手の指を駆使してなんとかという感じ。
3,次に、奥のオイルシールのある部分へ押し込む。
  これがまた大変、ピストンはグリスでヌルヌル、、、
  完全に穴に対して平行にしないと入っていかない、、、
  これは何度もトライするしかないだろう、、、。
 4,入り初めたら、じわーっといれていく、先ほどのエア抜きスクリュから、エアやフルードが吹き出す、、
   できるだけ奥までいれて、エアを抜いておく。
   キャリパーを元の位置にはまるぐらい戻す必要あり。
5,キャリパーを元の位置に戻したら、スライドピンをボルトで接続2箇所!
6,次は、エア抜き&フルード充填である。
   通常のフルード交換より多くの量を必要とするので注意。
   今回、左前だけで、0.5L缶を全部使用した。
   なんかもっとうまい方法で、やれば減らせるのだろう、、、
   ま、なかなか抜けきらなかったという事もあるが、
   エア抜きを、慎重すぎるぐらいやったので、量が多くなった。

 
 スライドピン
  ピンを引き抜くときに、カバーは一緒に引き抜けない。
 なので、ピンだけ先に引き抜く。 
 残った、ピンブーツを引っ張ってとる。
 一緒に取ろうとしてもピンが邪魔で、溝からでない様になっている為だ。


 書きかけ、、、、、

 残りの右前輪キャリパーの分解整備を実施! 2014.11.29
前回は、ブレーキフルード0.5Lを全部使ったが、今回は余った。
前回、結構な部分まで交換できた感じである。

 相変わらず、面倒臭いところは、

No1は、ピストンをブーツに通すところ!
素手で、感触を確認しながら、両手の指を駆使しながら行う。

No2は、ブーツが入ったら、キャリパーのシリンダー?に入れるところ。
完全に水平にしないと入らないので、試行錯誤が必要!
なかなか平湖がわかりにくい。
この時、エア抜きナットはゆるめておくこと。
でないと、ピストンが入っていかないぞ!
ピストンが正しく入り始めるとエア抜き穴から、エアとフルードが混ざって
吹き出る! 目にいれない様に!

 書きかけ、、、、