★ブレーキパッドの交換記録 2013.8.20 
 5万キロ走行を過ぎたことだし、点検してみると、残り量がアウター側が5mm程度。
近日交換した方がよさそうである。
ギリギリまで使おうとすればできるんだけど、ブレーキとタイヤはケチらない方がいいな。
どこでパットを手に入れるか?
●ディラーから調査する。
 フロントパッド左右交換でおいくらですか? → 19,000円ぐらいです。
 パーツ購入だけだといくらですか? → 10,000ぐらいです。
 はいわかりました。 
そんな訳で、社外品のパッドを購入し取り付ける方針に決めた!
●近所のカーショップへ!
近くのイエローハットに行ってみると、なんとブレーキパッドは扱っていないとの事。 ふ~ん。 
オートバックスは少しはあるが、9000円もする。どこのメーカー製かまでわからなかった。
ジェームスは、ピット作業用として在庫はあるが部品単体の販売はないとの事。
カーショップ系は、全滅である。
  最近は、ユーザーが自分でクルマいじりをしなくなったせいか、
そういったカーショップからアフターパーツが減った、、。
ていうか、最近の車はいじれるところが減った。
そうか、やっぱりNET通販が安いかも? いやヤフオクか?
ヤフオクで激安パットもある様だが、 
でも、やっぱりブレーキパッドは絶対Made in Japanにしょう!

 国産車の純正ブレーキパットのほとんど曙か日清紡を使っているらしい。
 日清紡  フロント PF-8264
リア: T524
 曙(あけぼの)  
 住友  ブレンボライセンス生産?
 制動力を重視すれば高性能のパットとなるが、車種からしてそんなのは必要ない!
制動力のアップを望むと、ダストが多量に発生しホィールが汚れやすくなる!
シルバー系のホィールだと目立つ!
汚らしいホィールにすぐなってしまうのだ!
今回、ヤフオクで手に入れたパッド!
3400円+送料だった。 激安!

   
   
金属のフックみたいなのは、パッドウェアインジケーター(残量センサー)である。
ノーマルパッドにも付いている!
ま、あった方がいい部分ではある。


  ジャッキがけ 

油圧ガレージジャッキが破損の為、仕方なく車載ジャッキにて上げる!

  ホィール外し
久しぶりにホィールを取り外そうとすると、結構固い!
車載工具ではなく、十字スパナで回すと楽!

それでも回らない時は、端にウマをかまして足で回転させる。
こうすれば、ナナメニならず楽!
  キャリパー周り清掃

ブレーキクリーナースプレで洗浄!
  キャリパ分解

裏側(ボディ側)に2本のネジで取り付けられている。

下側のネジを外す!
上側外しても、ブレーキホースが邪魔してパッドは出てこないよ!
  そうすると、下側から持ち上げることが
できる。
   思い切って、こんなに上まで上げる。

うあー、キャリパピストン汚い!
   そしたら、キャリパーが下がってこない様に、
ゴムチューブで固定した。

ここでは自転車の古チューブを使用!

これはすぐれものである。
こういった使い方もできるし、
輪切りにすれば強度の高い輪ゴムとして使える!
   パット取り外し

まっすぐ平行に取り出す!

パッドの手前に、シムという薄い金属板が付いているので、丁寧に先に取る。
   アウター(外側)インナー(内側)側を間違えない様に
取り外した順番に並べる。

アウターとインナーでシム枚数が違うので注意!

メーカーによって呼び方は違うらしいが、
シムとかリテーナーとかいうらしい。
揺れドメらしいのだが、、

シムには専用のグリスを付けるのが正式だけど、
ま、なくてもいいや!
   アウター側のパッド!
残量が約3分の1になっている、、。


今回のパッドに中央には切れ込みがあるが、HONDA純正パッドにはない。
   こちらは、インナー側!
こちらには、残量警告センサーがついている。 残量が限界近くまでになると、
その金属でできたセンサーとディスク板は触れ、キイキイ音がして警告を発するものだそうだ。
自分は、そこまで使ったことがないのでわからん。
   新品パッドを組み込むと、
キャリパーピストンをその分戻さなきゃならない。
そうしないと、組み込めないのだ!
指で押してももどらない。
ベストはプーラーを使うのが一番スマートと思われる。自分は、プーラーと取り外した中古パッドを間にかみこませて、押し戻した。これは簡単!

ウオータープライヤーでもできるけど、
均一に押し込まないといけない。

すると、、
   エンジンルームにある、
マスターバックにオイルが逆流するのだ!

これは、ピストンを押し戻す前。
   片側を押しもどした後。
溢れそうになっている。

増えた分、スポイトに吸って廃棄する。


片側のキャリパーごとに、行わないと溢れ出る!
塗装面を痛めるので注意!
   キャリパーピストンの周りに取り付けられているラバーブーツは綺麗に清掃しよう!
その周りのピストンも綺麗にする。
この辺りは神経質に行う。


こいつが破損すると、ブレーキのタッチが悪くなったり、ブレーキが引きずったままになる。そうなると燃費は悪くなるし、パッドが早く消耗する。

このラバーブーツが破れてたら、近いうちにキャリパーのオーバーホールをした方がいいのだ!

ブレーキが調子悪いと危険だし、精神的にもよくない!
   ピストンは片側から押すタイプなので、
フローティングといって浮いている。
キャリパーのピストンが押し出されると、
キャリパー自体もピストンのせり出る方向とは逆に移動する。

そのピストンの役目をしているのが、キャリパーを取り付けている2本のネジ!

そうパッド交換の時下側を1本外したでしょう。 
そこにラバーブーツが付いているのでそれも清掃しょう!

ここも、ブレーキのスムーズな操作に影響するから。

余談、GT-Rや大型バイクは、対向ピストンといって左右から挟み込むタイプでダイレクト感がある。 しかし整備に手間は倍になる。
   とい訳で、後は分解した順と逆に組んでいけばいい。
交換後
 試乗したところ、 低速から効きが良くなった。
 当たりをつけないといけないのかと思ったが、そうでもなさそうである。
 ブレーキの踏みごたえも増したしGOOD!

 高速国道も走行!
 ブレーキの剛性感があがり安心感もアップ!
 やはりブレーキフールドが少ない方が、剛性感は上がることが確認できた。

 注意: 
 交換後、いきなり走りだしてはいけない!
 エンジンスタート後、停止したまま、何回かブレーキペダルを踏む!
 エア抜きしたことがあるユーザーならわかるが、数回ペダルを踏み、
 手応えがあるまで行う。

 初めはスポンジーな感じがする。
 そりゃ、キャリパーピストンを思い切り押し戻しているのだから、
 クリアランスが発生している。 その分、スポンジーになるのだ!
 だから、すぐに走りだしてはダメ!
 自分は、涼しい夜中に交換したけど、初めてのユーザーは明るい時間帯でやろう。
危ないし、わかりにくいから、、、

ちなみに自身のないユーザーは絶対自分でやるのはやめようね!
自己責任がとれない人もやめよう!
車の整備工場にお金を払ってお願いしょう!
 後日談
 2013.12.14
最近フロントホィールが汚れやすい!
何故か?
そう、ブレーキパッドを換えてからだ!
パッドを換えて、ブレーキも効きが良くなったと思ってたのはこれだ!
パッド素材が柔らかいんだ! だから効く!
昔、鉄仮面のをスポーツパッドにしたら同じ症状だった。

そうか、上記のパッドは純正よりも柔らかくて、効きがいいんだな!

ということは減りもはやいので定期点検も重要だな!
ブレーキオイル(フィールド)の量にも注意しょうっと!