安房トンネル  
 コース 
富山県高岡市から神奈川県相模原市に行くショートカットルート上にあるトンネル。
北アルプスの東西方向にあるトンネルで、
標高は約1500m
富山から松本に抜けるショートカットコースのトンネルだ!
標高からして、冬の雪の季節は注意が必要!


 
 富山県高岡市→松本IC 
 平成24年3月23日の早朝(深夜)に通過したときは、
アイスバーンもなく
3時間ほどで、富山側から松本ICに抜けた!
途中、遅い軽自動車や、トラックがいたが、、、

時間を稼ぎたいなら、
とにかく
深夜に走行すべきである! 
 松本IC→富山県高岡市 
 平成24年3月27日の早朝(深夜)に通過したときは、、、、

 帰りは、松本→富山!に抜ける!
な!なんと、上高地に近づくにつれ、
路面が凍っている、、、
や、やばい!
夏タイヤなのだ!
どんどん、凍っている面積が増えてくる!
スピードもどんどん落とす、、、

上高地のトンネル前を過ぎると、一気に
路面が一面凍結!
うぁーっ! 
8tonトラックがスタックしている!
途中で登れなくなって、止まっているのだ!

そう、
上高地のトンネル前を過ぎると、一気に坂の角度がきつくなってる

やばい、自分の車の
前輪も空転を始める
空転を始めるとスピードも落ち始める、、
アクセルの開度を絞り、エンジン回転数を落としタイヤがグリップするのを待つ。

グリップしはじめるとすかさず、またアクセルを半分ほど開ける、
前輪の回転があがりはじめ、空転が始まると、あたアクセルを閉じる、、、

途中でスピードが殺されてしまうと、二度と坂道から発進できなくなると感じた
私は、フロントウィンドウごしの10m先に、凍結が融けている路面を捉えた!
あそこまでいければ、完全にグリップが回復する!

必死の思い出、慎重にアクセルONOFFを繰り返す。
しかし、どんどん車速が落ちる、、、
20kmを切った、ギリギリ抜けられないか??
そんな予感を感じながらも、最善をつくした、、、
あせりからか、アクセルON
をしている時間の方が長くなった!
それにあわせてタイヤも空転する、、

<解説>
これは、オフロードバイクでぬかるみ走行で使うテクニックだ!
アクセルのONOFFを繰り返して、断続的にグリップを回復しながら脱出する技!
かなり有効であるが、車でこの技を使うはめになるとは、、、 

夏タイヤで走行する場合は、
すくなっくともチェーンぐらいは持って行こう!
  冷や汗をかきながら、なんとかクリアした時には、車速が10kmほどに落ちていた。
脱出と同時に、タイヤのグリップが回復した!
ふ〜つ!危機一髪!
危なかった。 途中で止まっていたら絶対に坂を登れなくなっていただろう!
しかも、チェーンも持っていないのだ、、、

このときほど、自分の車が
FFであった事を喜んだ!
FRやRRでは絶対に無理であろうから、、。

 この季節、
FR車やRR車は夏タイヤでの通行は、
おすすめできない。
 安房トンネル 
 <一難去ってまた一難!>
  安房トンネルに入り、高速道路気分で軽快に走行する。
出口が近づくにつれ、なんとなく明るい感じがする。
ま、トンネルの出口は明るいのが当然だけども、、、、
いやな予感! 、、、、、的中!
トンネルをでた瞬間、雪が積もっている、、、、
いやな予感とともに減速したのがよかった、、、
出るとすぐに料金所がある。
ETCにカードをセットしたまま通過できない料金所であるから、
必ず一時停止しなければならない!
やばい、十分減速したつもりだが、下りているバーの手前で止まれるか?
強くブレーキペダルを踏み込むと、タイヤが雪の上でグリップを失って、
車が滑っていく感じがする、、、。
ABSはこんな時役にたたない!
ABSが動作を始めないギリギリのところで、エンンジンブレーキ(Lo)とフットブレーキを併用しながら
減速する、、。
イメージ的には、ゲートにあるバーに追突は覚悟しながらの操作だった。
急ハンドルで避けようかとも考えたが、車が横を向いたとたん、そのまま横ずべりで左側の側面に
ゲートが張り付く事を想像した。
そんな事より、最悪ゲートバーにぶっかる事も想定されたバーにぶっかる方が安全ではないか?
ふと、すごく短い一瞬の時間であったが、そこまで考えた!
うん、我ながらすごい!
ぶっかった衝撃に耐えるべく、ハンドルを前方に押し付けながら、ブレーキング操作を試みた。
後、5メートル、4、3、2、1、最後まで目を見開いたままブレーキングした!
なんと、約0.5メートル前で止まった!
き、奇跡??

でも本当に、怖かった。 夏タイヤでの緊急停止がこれほど緊張するもだったとは、、、

ETCカードを取り出して、ゲートの精算機に差しこむ!
ふっ!

冬場は、トンネル出口に近くなったら
減速するべし!

危険!

今回、前方に車両がいなかったから
単独での判断ができたが、、
他車がいたら、難しい、、、
 


トンネルを抜けたら、
料金所まで、なだらかな坂になってる
これが曲者!
 平湯温泉郷を抜ける、、、
 先ほどの緊張から、休憩をとることにした。
料金所の先の左側に、パーキングとトイレがある。
そこへ、なだれ込んだ、、といってもそこのあたりは、一面雪!
タイヤを空転しながら、滑り込んだ感じだな!


なんと先客がいた!
2人組の男性2名だ!
車はフルタイム4駆のインプレッサだ!
こりゃ雪に強いな!


トイレを済まして、気を取り直しスタート!
交差点を右折すれば、平湯温泉郷だ! しかし急な坂も多いし、
曲がりくねってる! 深夜とはいえ人が出てきたら確実に止まれない。

右折はせずに、直進!
平湯温泉の脇を抜けるルートだ!
民家はないから気が楽だけど、割りと高速で走れる様な作りである。

うおおおっ! 下り坂に差し掛かると雪が20cmは積もっている!
しかも、だれも走った後がない! 新雪だ!
やばい!

またもや、エンブレ効かして、スピードダウン!
20kmぐらいまで落として走行!
でも徐々にスピードが上がっていく、
そしてブレーキを踏む、ウォーツ車が直進してガードレールに向かっていく、、
き、危険!
ブレーキペダルを踏むのをやめる、、
前輪がグリップというか、向いている方向にボディを引っ張る、、、
ブレーキを踏むと、方向のコントロールが一切できない、、、。
ゆるい下り坂なんだが、左右に蛇行している、、、
よりブレーキは踏まないで、行ってみよう、、、
これはずいぶん怖い判断だけど、すでに左右のどちらかガードレールか壁ににぶっけないと
止まれないのだ、、
前方に、人や車をみた時に、自爆しょうと決心した!


 運転に自信のない人は絶対に危険なんで真似しないでください。

自分は、車だけじゃなく、
バイクのオフロード車で、モトクロス場等を走りこんでいましたので、多少の自信と、度胸があっただけですから、、、

もともと、雪道を走るのは滑って楽しいを
感じる方なので、、

 続く、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、